茶園の知識
茶園 / 歴史 / 園相 / 茶園の周期 / 茶の収量を決める要素 / 気象条件と対策 / 適した土壌 / 病虫害 / 茶の生産地 / 生葉の収穫量 / 参考書籍 / 関連項目 / 注釈 / 外部リンク
茶の収量を決める要素
茶園の収量は茶葉の取れる芽数、茶の芽の質の高さを図る芽重、全体的な収穫面積を表す摘採面積で決まる。しかし芽数を上げれば芽重が減り、芽重を上げれば芽数が減るなど相対的な関係があるため、収量を考える時は品種にあわせてどの部分を重視するかが重要になる。その他にも摘採法によっても収量に違いがあらわれる。摘採法は主に手摘みとはさみ摘み、機械摘みに分かれ機械摘みは大幅に摘採時間を短縮する事が出来る反面、一定のラインから1番茶、2番茶の分け隔てなく摘んでしまうため手摘みやはさみ摘みのほうが質の高い収穫を行うことが出来る。
はさみ摘みは機械摘みと同じく平面的に収穫を行うため摘採の品質的はさほど変わらない部分もあるが機械より地形や茶の木の変化に対応が可能である。手摘みは古くからの摘採法として様々な摘採法が生み出され折り摘み、かき摘み、切り摘み、こき摘み、両手摘みなどの手法がある。はさみ摘み、機械摘みと違い必要以上に茶葉を摘まないため2番茶、3番茶での成長後に摘採を期待できるので必然その収量にも期待できるところだが摘採効率がはさみ摘みと10倍近い開きがあるため近年は手摘みで間に合わない時や地形の関係から摘採が難しい時にはさみ摘みと併用されることが多い。摘採ばさみは明治40年頃に発明されたが摘採時のこうした質の差から使用が躊躇され本格的に使用が行われたのは大正に入ってからであった。
ここでは、日本における茶園の変遷の概略を述べる。茶園は古くから、一株ごとに在来種で株仕立てで作られた、在来茶園と呼ばれる形態の茶園が長らく続いた。畦畔茶http://www.jade.dti.ne.jp/~miyoshir/history/tanbou2006.html#keihancha(けいはんちゃ)あるいは畦畔茶園と呼ばれる形態も多く見かけられた。畦畔...
