茶園の知識
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気象条件と対策
チャノキは低温に弱く気温がマイナス10℃からマイナス13℃で葉が渇変し更にそれ以下で葉や枝が死滅する恐れがある。そのため夜間に地表近くの冷たい空気を逃がして寒害や凍霜害を防止するために、高い柱上に取り付けた温度センサー付き大型扇風機(防霜ファン)が設置されていることが多い。冷気は低地にたまることから高低差のある茶園では寒害を受ける場がはっきり分かれることもあるので、冷気のたまりやすい地を把握した防霜ファンの管理、取り付けが望まれる。その他の防霜対策に、凍結しやすい時期に散水してあらかじめ葉の表面に水滴を付着させその水滴を凍らせる事で潜熱の放出を利用した温度維持を図る散水氷結法、茶株を被覆して茶株や地熱を利用して温度低下を防ぐ被覆法がある。被覆法は被覆架台を設置して覆う棚掛け被覆、簡易に弧状に支柱を立てて覆うトンネル被覆など。逆に高温で土壌とチャノキに水分が不足する干害にも注意が必要である。茶の生育温度は20℃から28℃。それより高温である場合、特に30℃を越えると生育に支障をきたす。日本では30℃を越す期間が短いため大きな干害被害を起こす事は少ないが葉の日焼けなどで被害を被ることがある。
寒害対策としてはもう一つ被害葉などの把握と処置がある。寒害による被害には葉が低温で凍結、死滅する赤枯れ(凍害)、幹が一部凍結して葉に必要な水分、栄養を送れず死滅する青枯れ(寒干害)、寒風による落葉(寒風害)、枝が凍結を起こす枝枯れ、急激な温度変化で凍結した幹が膨張破裂を起こす幹割れ(裂傷型凍害)など。
干害による被害は水分不足による枝枯れ、長時間日光を浴びることによる日焼け、落葉など。
ここでは、日本における茶園の変遷の概略を述べる。茶園は古くから、一株ごとに在来種で株仕立てで作られた、在来茶園と呼ばれる形態の茶園が長らく続いた。畦畔茶http://www.jade.dti.ne.jp/~miyoshir/history/tanbou2006.html#keihancha(けいはんちゃ)あるいは畦畔茶園と呼ばれる形態も多く見かけられた。畦畔...
